イラストレーター鈴木羊のブログ

イラストや練習絵、日々の雑記など。

図書館に行った。

 昨日は昼前から娘と外出。公園近くのマックで昼食をとり図書館に行って絵本を読む。テレビアニメでお気に入りの『おさるのジョージ』など。図鑑にも興味を持ち始めた。娘は『ひとまねこざる』時代のジョージを「茶色いから違う、薄い色のやつがいい」という。指摘されるまで気づかなかったが、確かに初期のジョージは肌の色を厚めに彩色していてる。後年のものはささっと薄づきな絵柄だ。黄色い帽子のおじさん、のタッチもまあまあ違う。
 紙芝居もあった。木枠は無かったから保育園や幼稚園用のものなのかな。頼まれてアンパンマンなどの紙芝居をお話する。やなせたかし本人の作画によるもの。

 けっこう長い時間滞在。18時半ほどに帰宅。平日にはみかけない読書好きであろう小中学生がちらほらいて、とても懐かしい気分になった。自分がそういった年齢のころには、図書館は遅くとも17時過ぎには閉まっていた。閉館を知らせる音楽が鳴るなか焦って借りる本を選んだ記憶がある。当時は借りられる本の冊数が少なくて、確か5冊だったか。そのあと10冊だか。そして借りられる本が一気に増えて閉館の時間も遅くなった。

 姫野カオルコ『謎の毒親』を借りる。寝るまでの時間でさっと読んだ。全体的になにか違和感があるというか。話には共感できるんだけど、なんというか、「同じような境遇で話は合うけど気は合わない人」という感じ。小説的な仕掛けが何かあるのかな、と思いながら読み進めたけど、最後までこれといったことは起きなかった。

 先週、妻と一緒に図書館にきた娘は、「お母さんはこっちの道から図書館に行った」とか「ここで座って桃のジュースを飲んだ」というふうに細かく指示を出してくる。いつもながらよく憶えてるな、と思う。
 娘が一人で絵本を読んでいるあいだに、気になっていた小説やノンフィクションを読んでいたら、本をのぞきこみながら「お母さんはこういう本は読まないよ」と言うので笑ってしまった。妻は普段、本は読むことがほとんどない。読んでも仕事関係のものだけだ。だけど、借りてきた『働けECD』を熱心に読んで、「面白い!」と言っていた。

 

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練習で描いたアジ?サバ?の絵。妻には「上手いけどダサい。古っぽい」と言われた。まああくまで技法の練習なので…。